コラム

平均寿命より、健康寿命。癌の免疫療法


みなさんは第四のガン治療法として免疫療法が期待されているとご存知ですか? 世の中の著名人方々が、いろいろと報じられている「がん」実は、わたくしもその免疫療法についての事実は知りませんでした。がんの治療といえば『手術』『抗がん剤』『放射線』が真っ先に思い浮かぶと思いますが、これらの治療法はがんを直接攻撃するため、副作用や術後の痛みなど心身ともに負担がかかります。また、医師曰く、抗がん剤においては、寿命すら縮めてしまう、とても怖いものだそうです。副作用が強く、科学的には有効率が低いそうで、副作用のつらさは、倦怠感や吐き気、脱毛など、一般によくいわれている通りです。 有効率 薬剤を開発する臨床試験の段階で、20%のがん患者に縮小が認められたそうですが、苦しい副作用に耐えて、たった20%の人にしか効果がないとは悲しいです。それに、がん細胞の消滅はなく、縮小するだけだそうです。中には抗がん剤が体に合い、高い効果を得られた患者もいるようですが、それが5人に1人という結果なのですね。 免疫療法 人が本来持つ免疫細胞を強化し、自己治癒力によってがん細胞の活動を抑制、消滅させるという画期的かつ、自然な利用法で、副作業や痛みがなく他の治療法と併用できる新しい治療法です。厚生労働省も実用化を促しているとの事。新しく、効果が期待されている療法です。 以下に該当する方は、免疫低下の可能性に注意「風邪をひきやすくなった。」「疲れやすくなった。」「身体がだるい。」「目覚めが悪い。」「肌荒れがひどい。」 なんと!わたくし、5項目が完全 に当てはまってしまいました。。。 ここで、病院へ行くか行かないか。の違いが長生きするかどうかの瀬戸際なのかもしれません。 ちなみに、該当する項目の言い訳としては、 「季節の変わり目で、気温が安定しないから。」「仕事に全力で向かっているから。」「だからだるいのです。」「昔から、寝起きはあまりよくないです。」「肌のお手入れ、頑張ります!」なーんて、言い訳が用意できました。
  • わたくしの冗談はさておき、ちょっとした風邪もそうですし、高齢者の危険な病気「肺炎」など、免疫力の低下は、万病の元となります。人間の体内では日々5,000個余りのガン細胞が発生ご存知でしたか?このガン細胞の増殖を抑えているのが、免疫細胞だそうです。どれだけ長生きをしても、最近では健康寿命なんて言葉もあるくらいですが、健康でなければ幸せとは言えません。闘病生活は、肉体的、精神的、経済的にも負担を強いられ、本人にとっても家族にとってもつらい現実となります。もし免疫力の低下が気になる方、ガンを患っていて克服したい方は、一度病院に聞いてみるといいかもしれません。
また、普段、ご相談いただくなかで、がんを患い、治療をしてから、何年・何十年も再発がなく、お元気で過ごされている方もいますし、過去には余命3ケ月と告知を受けてから10年!しかも、元気に自転車で移動する男性もいらっしゃいました。自分自身がまたは、家族・友人が「がん告知」なんてされたら、悲しい気持ちになります。悲しい気持ちにならずに、進行がんでも、完治できる時代が訪れると平均寿命と健康寿命の差異が少なくなりいいですね。 有料老人ホームに入る際、「がん」特に、末期のがんだった場合は、モルヒネ等の麻薬管理など、施設によって選べる先が限定されてきます。お困りでしたら、お手伝いをさせてください。