コラム

介護施設の分類

有料老人ホーム 1.介護付有料老人ホーム 24時間介護してくれるスタッフが常駐していて、介護サービスを提供してくれます。介護が必要な方にとっては安心です。厚生労働省の有料老人ホーム設置運営標準指導指針により、特定施設入居者生活介護の指定を受けていない有料老人ホームについては、「介護付」、「ケア付」と表示することはできません。 2.住宅型有料老人ホーム 健康な人から介護が必要な人まで利用できる施設です。介護 が必要になると、外部のサービスを利用します。外部の介護 サービスは自分で選ぶことができ、もし利用して不満があれば 変更も可能です。老人福祉法により設置基準が定められてお り、設置には都道府県へ届出義務があります。 グループホーム 認知症の高齢者の方が少人数(5〜9名をグループとして多くてもグループまで)で共同生活を送る施設です。家事などは職員や他の利用者と協力して行います。要介護〜の認定を受け、少人数で共同生活を営むことに支障がない認知症高齢者が入居できます。 サービス付き高齢者向け住宅 「サービス付き高齢者向け住宅(略してサ高住)」とは、高齢者の方が安心して居住できる賃貸等の住まいを言います「。高齢者住まい法」の一部改正により、平成年月より開始された制度で、一定の広さと設備、バリアフリー構造を有し、安否確認と生活相談サービスの提供等の基準を満たし、登録が必要となります。この住宅により、「高齢者円滑入居賃貸住宅「」高齢者専用賃貸住宅「」高齢者向け優良賃貸住宅」が廃止となりました。 ケアハウス 60歳以上で自立した生活に不安を感じる自立の方が入居される施設で、生活支援サービスが受けられます。前年の所得により月額利用料が決まる方式です。その殆どが社会福祉法人の運営する施設です。安価な事もあり待機者の数も多くなっているところも見受けられます。 以上を踏まえ、こちらもご覧いただくと、理解が深まると思います。>>有料老人ホーム。介護付と住宅型の違い