入居お役立ち情報

有料老人ホームを見学する際は営業トークに注意!

ただ見学するのではなく、警戒しながら見学を!さまざまな理由で入居先を探している方がいると思います。有料老人ホームの見学時に、質問をし、自分の理想にあった答えが返ってきたので、契約したが、後になり後悔。そんな悩みでご相談をいただくケースがたまにあります。ここでは、有料老人ホームに入居するにあたり、発生する細かい金額などの考察をしたいと思います。よくあるトラブル例~金額面~
  • 各施設で共通する、月額利用料以外にかかる費用です。一般的に、月額利用料に含まれているものは、「家賃・管理費」「食費」です。これが仮に150,000円だとします。それだけだと思って施設見学に臨んだら、結果、あとから・あとから、金額が上積みになってしまうことに。
  • 「こんなに掛かるなら、この施設は無理だな。」・・・この時点で、見学に要した時間や電車賃等の費用は無駄になってしまいます。(施設の勉強の為にはなりますが。)こう、ならないように、次にご紹介しますものを、ご覧ください。。
  • 月額利用料以外には最低限、上乗せで掛かる費用があります
  • ①介護保険の自己負担分・・・介護付の場合、介護保険が1割負担の方(ざっと言うと、単身で年金等の受領額が年間280万円以上の方はは介護保険が2割負担になります。)、要介護5で約25,000~28,000円(地域・連携加算により多少前後します。)住宅型の場合は、介護保険が1割負担の方、要介護5で約38,000円程度かかり、自費を取られる場合もあります。
  • 有料老人ホーム本音と建て前もご覧ください。
  • ②医療費や薬代・・・・・・・医療保険の負担割合が1割の方で往診(有料老人ホームの多くは、外部の協力医療機関から往診があります。この往診医が主治医となり、ホームでの生活をサポートします。強制ではないのですが、夜間の急変などに備えて、往診を契約する方がほとんどです)が4~6,000円前後+薬代なので、すくなくとも10,000円程度は見ておいた方がいいと思います。精神科や、歯科、眼科など、内科以外の往診を取り入れているホームもあります。その場合は各診療科目ごとの医療費がかかります。
  • ③レクリエーション費・・・・概ね管理費に込みのところが多いですが、生け花やバスツアー等の外部委託にかかわる費用は自費になります。ただし、自由選択性なので、管理費に込まれているレクリエーション・アクティビティも、自由参加のレクリエーションも、やる、やらないは、ご自由に選ぶことができます。
  • ④訪問理美容・・・・・・・・施設にカット屋さんが月に1回、または2回程度来てくれるところが多く、平均2,000~3,000円程度。中には、カラーリングや、パーマなんかも出来る有料老人ホームが増えています。
  • ⑤オムツ等の消耗品費・・・・・オムツは自治体の助成(有料老人ホームでは、入居先に住民票を移す必要はなく、今までお住まいになった市区町村からの支援を受けられる場合があります。詳しくはお住まいの役所にお尋ねください。)があったり、ひとくくりにできませんが、ベッド上で生活することが多い方等、使用頻度の高い方で15,000~20,000円程度かかることもあります。
  • ⑥通院時の送迎・付き添いなど・・・30分あたり1,080~2,160円程度が相場です。
  • ⑦その他、施設によっては、水道光熱費・車いすなどの購入費用、又は、レンタルをする場合はその費用などが別に掛かるところもあります。
  • 重要事項説明書を言わなくても出してくれたか?
  • 大体の有料老人ホームが見学時に教えててくれること。上記のうち①のみです
  • 少し良心的な有料老人ホームが見学時に教えてくれること上記のうち①②⑤です。
  • しっかり親身にお話ししてくれる有料老人ホームが見学時に教えてくれること上記のうち①~⑧です。
  • 最後に料金に関して、見落としがちになる項目入居した後も、入居者の元住んでいた場所をそのまま維持していく場合、「固定資産税」などの税金関係も発生しますし、長い入居生活の中で、施設に籍を置きながら入院することもあると思います。入院した場合は、当然、施設の月額利用料も発生+入院費も掛かり、ダブルでの支払いが必要になることもあるでしょう。有料老人ホームの見学時に、営業マンが対応し、料金の細かい説明があまりされないまま、入居に必要になる書類を用意し、いざ、契約時に思いのほか、金額が掛かることに気が付いた。という話も聞きます。ただ、人間、契約時にそれを聞かされても、そのままキャンセルをしないで、契約を進行してしまう方も多いのではないでしょうか?そんな、細かい金額も出てくるので、あまり、ギリギリの予算設定をせずに、少し余裕をもった金額で施設選びに臨みたいところです。

  • 見学時に、聞けば教えてくれることが多いですが(他に何がかかりますか?という質問方法だと、教えてくれない営業マンもいるので注意)、そもそも、何を聞いていいのか判らないご相談者様も多いと思うので、以上の点は覚えておいて損はないはずです。
  • ※弊社記事有料老人ホーム見学時チェックポイントもご覧ください
  • ※参照サイト日本のお役所 全国の都道府県庁【日本列島お国自慢】株式会社 タウンインフ様