入居者の声

先入観は捨てて考えて欲しい。施設は安心できて明るく頼れる場所。

埼玉県 Mさん(48歳)の体験談より
高齢の母の一人暮らしへの不安 私の家は妻と息子と3人暮らしのごく一般的な家庭です。母は、父が亡く なった後も離れた所にある実家で一
人暮らしを10年以上続けています。身
の 回りのことはできるものの、やはり
高齢なので常に心配はありました。数
年前に弟が亡くなり、母は強いショック
から判断力の低下が見られるように
なっていました。また持病のリウマチが
悪化し、買い物もおぼつかず食生活が
おざなりになってきたので、医者から
も早めに同居をするよう強く勧めら
れていました。さすがに一人にしておく
のは心配になったので、自宅近くに引っしをさせました。何かあれば駆けつけられる範囲なので、私たち家族も母も少し安心して暮らしていました。しかし4ヶ月ほど経った頃、母が脳梗塞で入院しました。3週間程度の入院でしたが、高齢の母にとってはその時間は大きかったようで、筋力や気力が低下し、認知症も出始めました。退院後も一人暮らしを続けていた母ですが、精神的に不安定な状態が見られるようになりました。 時間が分からなくなってしまった母 昨年、そんな母を元気づけようと一緒に近所のお店で食事をすることに しました。待ち合わせの時間になっても現れません。中で待っていようと店に入ると、母が先に席に着いていました。「早く着いたの?」と声をかけると、「うん、まぁ…」と母は言葉を濁らせました。後で店の人に母の様子を聞いたところ、1時間以上早く着いていたらしく、今思えば時間が分からなくなったことが恥ずかしかったのかもしれません。そして、その食事の数日後から幻覚症状が始まりました。専門医に見てもらったところ、認知症との診断でした。医者の話では、幻覚はとてもリアルに見えるらしく、母にどう対応したら良いのか分からず、家族として情けない気持ちになりました。その頃には、日常の動作も危うくなって
きたので、食事や身の回りの世話など
家族で母を手伝いに行っていました。し
かし、妻も仕事をしており、息子も社
会人になったばかり。このまま家族だ
けでの介護を続けていくことはとても
難しいと感じてきていました。 施設入居という決断と母の笑顔 母のことに直面するまで、高齢者施
設についての知識は全くなかったため、くれました。入居を考える前は、施設施設入居を考えること自体に、正直、罪悪感がありました。でも、このまま家族だけで母の介護をすることにより、家族がぎくしゃくしてしまうよりも、安心して母を預けられる高齢者施設があれば施設入居を考えてみることも家族全体にとって良いことなのかもしれないと思い始めた頃、同じように考えていた妻から「ブライトシニアの住まい探し」という冊子を手渡されました。相談員の方が丁寧なアドバイスと共に施設探しを手伝ってくれるとあり、早速相談しました。家族でいくつか見学した結果、1つの施設が気に入りました。そこは規模が小さいのですが、全てのスタッフの方が母のことを把握し、手厚く面倒を見てくれるだろうと思ったからです。また施設長にお会いすることもでき、施設長の人柄も安心出来るものでしたので入居を決めました。入居してからは、妹家族も時々母に会いに来てくれるようになり、母の病状も進行することなくはつらつとしてきました。ここでは何かあればすぐにスタッフの方が来てくれるからとすっかり安心しています。スタッフには若い方も多いので、毎日楽しく過ごせているようで、今度、フラワーアレンジメントをやってみたいと、楽しそうに話してくれました。入居を考える前は、施設施設入居を考えること自体に、正直、にあまり良いイメージがありませんで゙、実際にはきれいですし、雰囲気も明るく安心出来る場所です。入居後の母の様子を見ていると、入居を決めて良かったと心から思います。