入居者の声

年齢とともに直面する施設入居の問題

宮前区 Hさん(72歳)の体験談より
障害を抱えていても、充実した日々 私の義弟は若い時に足に障害を持
ち、長い間車椅子生活を送っています。
歩行はほとんどできませんが、その他
の日常生活のことに関しては、今のと
ころ介助があれば問題なく行うこと
ができています。65歳までは障害者
施設に入居しており、そこで簡単な手
仕事や訓練をしていました。
手芸や写真を撮るのが好きで、休み
の日には自分の趣味を堪能し、施設生
活を楽しんでいるとのことでした。歩
けなくても、車椅子に乗れば外出もで
きますので、積極的に出かけて行き、写真撮影にいそしんでいました。写真展では、何度か義弟の撮った写真が入賞した、と報告してくれ、家族の私達も嬉しい気持ちでいっぱいでした。私達が施設を訪ねることもありましたが、夏休みや正月など、長期の休みには両親のもとへ帰省し、元気な顔を見せてくれました。私達家族は、義父母、義弟の家の近所で別に住んでいましたが、義弟が帰省した際には、家族、近くに住む親戚一同勢揃いし、皆で食卓を囲みながら楽しい時間を過ごしたものです。 年齢とともに直面する施設問題 長い間、そうした平穏な暮らしが続いていましたが、義父母も高齢になり、やがてそれぞれ老衰のためこの世を去って行きました。義弟も年を取り、ついに入居していた障害者施設を出なければならない時がやってきたのです。義父母の家はあるものの、歩くことができない義弟が1人で生活するのは困難ですし、もし何かあったらと思うと不安です。私達夫婦も高齢であった写真撮影にいそしんでいました。写真展では、何度か義弟の撮った写真が入賞した、と報告してくれ、家族の私達も嬉しい気持ちでいっぱいでした。に私の介助が必要だったため、在宅介
護は困難でした。義弟本人からも、施
設では多くの人との出会いもあるし、
介助が必要な時にはすぐに助けても
らえるスタッフがいるので、家にいるよ
りは老人ホームに入居したい、と申し出がありました。 わからないことはプロに任せる。納得するまで相談を… 施設を探すことになりましたが、一言で老人ホームと言っても、いろいろな分類があるということを知り、どのように自分に合った施設を選べば良いのか、困ってしまいました。そんな時に「ブライトシニアの住まいさがし」に出会いました。読んでみると、直接相談員の方が私達の状況や相談内容をもとに施設を選んでくれると書いてあります。自分達でわからないまま探すよりは、経験豊富なプロに相談する方が良いだろう、と早速電話をかけました。相談員の方は熱心に話しを聞いてくれ、後日、施設見学の手配をしてくれました。義弟と私達夫婦は、相談員の方の同行のもと施設見学をし、義弟が気に入った施設に入居を決めました。義弟は食事の摂取量に対し、年齢とともに運動する機会が減ったことで、健康面で気を付けなければならない問題がでてきました。施設に入居後はカロリーが計算され、栄養バランスが整った食事を取ることができるので、健康管理の面でも安心している、とのことです。また、比較的私達の家から近い施設に入居できたため、これまで以上に会える機会が増え、嬉しい限りです。